-
観測天文学
-
太陽系から約500光年離れた牡牛座暗黒星雲(分子雲)には、生まれたばかりの星が多数存在しています。これらの若い星は周囲に、太陽系程度の広がりを持つ円盤(原始惑星系円盤)を伴っています。太陽系のような惑星は、そのような円盤の中で形成されると考えられています。北村研では、JAXAが打ち上げた赤外線望遠鏡を搭載した赤外線天文衛星「あかり」や、国立天文台・野辺山宇宙電波観測所の 45 m 電波望遠鏡、チリのサブミリ波望遠鏡等を用いて、暗黒星雲から太陽系のような惑星系がどのようにして誕生するか、についての観測的研究を行っています。
研究テーマ
(1)分子雲の微細構造の解明
(2)分子雲コアの形成・進化過程の解明
(3)円盤の形成・進化過程の解明
- 将来、天文学者になりたい人へ。今は天文の知識より、物理の勉強が大切です。
|