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水平境界

准教授:佐藤 文衛
(さとう ぶんえい)
連絡先:
石川台2号館312号室
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近影
研究分野
光赤外線天文学、恒星天文学、系外惑星
研究内容
 様々な恒星の周りに存在する多様な惑星系(系外惑星系)を発見し,その性質を観測によって明らかにする。これをもとに,惑星系の形成と進化の統一的な理解を目指す。現在は主に太陽型恒星や中質量巨星を対象とした系外惑星探索を進めている。観測手法としては,惑星の引力による恒星の微小な視線速度変化を精密分光観測によってとらえるドップラーシフト法,惑星が恒星の前を通過する際の食を精密測光観測によってとらえるトランジット法を主に用いており,これらの手法の開発・高精度化にも取り組んでいる。観測には主に国立天文台の望遠鏡(岡山天体物理観測所188cm望遠鏡・ハワイ観測所8.2m望遠鏡)や石川台2号館屋上に設置した30cm望遠鏡を使用し,また,東アジアを始めとする世界各地の研究者との共同観測も積極的に推進している。他にも,惑星をもつ恒星の性質(化学組成,恒星振動など)を明らかにする研究や,惑星形成論の理論グループとの共同研究も行っている。
一言
 石川台2号館屋上に設置してある専用望遠鏡を使って嫌というほど観測ができます。観測によって新しい発見に巡り合ったときの喜びは何物にも代え難いものがありますが、残念ながら何も見つからないこともあります。しかし、何も見つからないことにも意味がある観測をするのが研究です。アイディアと根気で系外惑星の世界を開拓しましょう。
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