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水平境界

教授:綱川 秀夫
(つなかわ ひでお)
連絡先:
石川台2号館 207 号室
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近影
研究分野
月惑星磁場探査,古地磁気学,固体地球物理学
研究内容
私たちは、「地球・月・惑星の進化」を解明するために、様々な磁場情報を利用しようとしています。例えば、「地磁気」は地球深部の金属流体球=コアのダイナモ作用でつくりだされ、これまでに何百回、何千回と逆転してきました。では、地磁気を生み出すコアはどのようだったのでしょうか?今の月・火星には磁場がないのに、大規模な磁気異常が発見されています。いつ、どのようにしてできたのでしょうか?「地球・月・惑星の磁場」はこれからどうなるのでしょうか?これらのことを解くキーワードは、「岩石の残留磁化」です。室内実験・人工衛星探査によって、直接・間接的に地殻岩石の残留磁化を測定し、そのデータをもとに地球・月・惑星磁場の変動を明らかにし、「地球・月・惑星の進化」を解明しようとしています。

一言
2007年にH-IIAで打ち上げる月探査衛星(SELENE)に磁場観測装置を搭載し、プラズマ観測装置と協力して月磁気異常を観測します。上の図は、NASAのデータを解析して示された月表側のライナーガンマ地域磁気異常と太陽風中のミニ磁気圏です。(黄等高線:全磁力、赤矢印:太陽風方向; Kurata et al., 2005)
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