東工大 地球惑星科学科  シラバス08


電磁気学  (Electromagnetism)
開講学期 3学期
単位数 2-0-0
担当教員 長井 嗣信 教授
担当教員の居室 石川台2号館3階301号室(内線2621)
講義のねらい

1年生で学習した電磁気学を、ベクトル解析を用いてより体系化することにより、その理論の本質的構造を理解することを目指す。

講義計画 1. 静電磁気現象
2. 電流による磁場
3. 電磁誘導
4. 電磁場の基礎方程式
5. 電磁波
教科書・参考書 標準的な本
牟田泰三著 「電磁力学」 岩波書店(岩波講座 現代の物理学)
川村  清著 「電磁気学」 岩波書店(岩波基礎物理シリーズ)
より意欲のある人は
J.D.Jackson "Classical Electrodynamics” John Wiley & Sons
関連科目・履修の条件等 なし
成績評価 Maxwell方程式からベクトル解析の手法を用いて電磁気現象の解明できるようになることを、要求する。特に電磁波の諸性質を導出できること、時間変動する電場磁場について理解が要求される。
期末試験の結果を重視する。
(ただし、試験ではベクトル解析の公式集を配布する。)
担当教員から一言 講義では、電磁場の基礎方程式がどのような構造をしていて、どのように電磁気現象をあらわしているかを理解する。具体的な電磁気現象の問題を解くには、数学的素養が必要であり、その部分は演習を通じて学んでほしい。
オフィスアワー:
9時から17時までの適当な時間に研究室を訪ねてください。事前に電磁気学の質問 というメイルがあればもっとよい。
メールアドレス:<nagai@geo.titech.ac.jp>