東工大 地球惑星科学科 シラバス09


数値地球惑星科学(Computational Planetary Science)
開講学期 6学期
単位数 2-2-0
担当教員

井田 茂教 授、篠原 育  非常勤講師

担当教員の居室 石川台2号館2階211号室(内線2620)
講義のねらい

地球惑星科学において数値解析・数値実験という研究手法は大きな柱である。ここでは数値計算法の基礎を学びながら、地球惑星科学というフィールドでの数値実験の意義を各自が実感することを目標とする。

講義計画

○ セミナー形式による 「地球惑星科学における数値実験(1ー3)」
○ プログラミング言語の習得(自習)
○ 偏微分方程式の初期値問題といった例題による実習
○ 自由課題による実習

教科書・参考書

各自必要に応じて入手すること。文法は各自で習得することを要求する。

関連科目・履修の条件等

基本的なUNIXの知識を前提とする。

成績評価

レポート(セミナー聴講、例題演習)と自由課題演習の発表に基づいて行なう。

担当教員から一言

誤解のないようにはっきりさせておこう。この講義の目的は、プログラミング言語を習得することでは決してない、また、必ずしも数値計算法を学ぶことではない。数値計算法を習得しその手段で自分で設定した問題を解く、という研究プロセスを経験することにこそ、重点がある。なので、自由課題演習には張り切って(多少無理めのものでもいいので)取り組むべきであり、「一人称」での結果発表を期待する。