東工大 地球惑星科学科 シラバス09


地惑巡検(Field Excursion)
開講学期 4学期(集中型)
単位数 0-1-3
担当教員 高橋 栄一 教授、 岩森 光 教授 
担当教員の居室 石川台2号館実験棟106号室(内線2338)
講義のねらい 地球上最大のホットスポットであるハワイ火山を訪ね生きている惑星の鼓動に触れる。運がよければ熱い溶岩が流れるすぐ間際まで行くことができる。
講義計画 2010年3月上旬の7泊9日(予定)。
現在ホットスポット火山活動が活発に進行中のハワイ島に成田から直行し、キラウエア火山、マウナロア火山、スバル天文台(マウナケア火山)を見学しながら5日かけて島を一周する。その後、オアフ島に移動して侵食の進んだ古い火山の見学から火山の内部構造を学ぶ。ハワイ火山観測所、ハワイ大学を訪問し、英語でレクチャーを受ける。
教科書・参考書 日本を出発する前に勉強会、説明会を行い、英文の論文紹介をグループに分かれて行う。
関連科目・履修の条件等 地質学野外実習の履修を奨励する。
成績評価 帰国後、1週間以内にレポートを提出する。
担当教員から一言 地球の風景を楽しもう。それと外国の文化も。

新型インフルエンザは、現在のところ海外渡航の自粛などの状況にはありませんが、今後の展開においてはハワイ巡検が実施できないなどの不測の事態に発展することもあり得ます。実施のおよそ1か月前までにそのような事態が予測された時には、日本国内(九州および四国)で代替の巡検(4単位)に切り替え、同一の日時に実施する予定です。(見学先:唐津高島(マントル捕獲岩)、阿蘇カルデラ火山、九重火山、別府地熱地帯、領家変成岩、中央構造線、三波川変成岩、など8泊9日の予定)