廣瀬研究室へようこそ!

 

われわれの足下には一体何があるのでしょう?地球の深部はどのような物質で出来ているのでしょう?そこでは何が起こっているのでしょう?地球はどのように進化して来たのでしょう?

 

冥王星に探査機が飛ぶこの時代になっても、地球内部のことは未だによくわかっていません。地球内部に探査機を送ることができないので、代わりに、われわれは「超高圧高温実験」という手法で地球深部の謎解きをしています。

 

当研究室では、主にレーザー加熱式ダイヤモンドアンビルセル装置を用いた、超高圧高温実験を行っています。「ダイヤモンドセル」とは先端の尖った2つのダイヤモンドの間にサンプルを挟み、六角レンチで締め上げて、サンプルに超高圧をかける装置です。さらにレーザーをサンプルに照射することによって、超高温を同時に発生することが可能です。われわれは世界に先んじて工夫を重ねてきた結果、2004年にはマントルの底、2010年には地球の中心に相当する超高圧高温状態の実現に成功し、マントル最下部層の主要鉱物「ポストペロフスカイト」を発見するなどの大きな成果を挙げて来ました。深部マントル・コア物質の相転移の研究に加え、弾性波速度、電気伝導度、熱伝導率、溶融現象、元素分配などを高圧高温下で調べています。

 

さらに今後は、「地球生命研究所」WPI:文科省世界トップレベル研究拠点プログラム)の研究目的の一つである、「地球の起源と初期進化」の解明に向け、地球深部の化学構造、コアの形成プロセス、マグマオーシャンの結晶化などの研究を進めていきたいと思っています。

 

興味のある方はぜひご連絡ください。

 

廣瀬敬

東工大地球生命研究所所長・教授

(兼)理工学研究科地球惑星科学専攻

kei at elsi.jp

(※atを@に変えてください)