第51回系外惑星系セミナー
★☆11月よりTV会議の接続先が新しくなりました☆★    
日時 11月27日(木)14:00〜
場所 国立天文台 すばる解析研究棟2階(526号室)

セミナー室までのご案内

※都内・近郊の方は、直接お越しくださるようお願い致します。

TV会議接続11月より宇宙研新MCUを利用
※接続先は必ずお守りください。
 
スケジュール 観測・・・成田憲保さん(国立天文台)※発表は岡山から※
理論・・・田中秀和さん(北大)
(講演順が入れ替わる場合もあります)

14:00〜15:00
「系外惑星大気の研究最前線」
成田憲保さん(国立天文台)
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11月19日〜21日にパリで開催される系外惑星の大気をテーマとした研究会 「Molecules in the Atmospheres of Extrasolar Planets」 で収集した情報をもとに、最近この分野でどのような研究が行われているのか、 今後どのような研究がなされていくのかについて、 理論と観測の両面から俯瞰して紹介したい。 また、今回の研究会で特に注目すべき発表があれば、速報として報告する。
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15:10〜16:10
「ダスト合体成長による微惑星形成」
田中秀和さん(北大)
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惑星形成の標準理論は,数kmサイズの微惑星が集積し惑星は形成されたという 微惑星仮説にもとづき発展してきたが,その微惑星をうまくつくれないという根本的 な問題をのこしている.最近の我々の結果は,氷のダストからであれば衝突破壊 せず, 合体成長で微惑星をつくれることを示している.これを受けて,ダスト合体 成長による微惑星形成過程の数値計算を行った.本講演ではその結果を紹介する.  計算結果によると,円盤内側領域に濃集して微惑星は形成され,そこで固体/ガス 比は1程度にもなる.このような固体物質分布の変化は,その後の惑星形成過程の描 像を定性的に変える.Type I 移動による惑星落下の問題も解決されるかもしれない.
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