第52回系外惑星系セミナー
★☆11月よりTV会議の接続先が新しくなりました☆★    
日時 12月18日(木)15:10〜
場所 宇宙科学研究本部 相模原キャンパス 研究管理棟6階1606号室

セミナー室までのご案内

※都内・近郊の方は、直接お越しくださるようお願い致します。

TV会議接続11月より宇宙研新MCUを利用
※接続先は必ずお守りください。
 
スケジュール 観測・・・深川 美里さん(阪大)
観測・・・住 貴宏さん(STE)
(講演順が入れ替わる場合もあります)

15:10〜16:10
「ベガ型星における系外惑星の直接撮像」
深川美里さん(阪大)
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先月、A 型のベガ型星に付随する系外惑星の直接撮像が 相次いで報告された。中でもフォーマルハウト(木星の 3倍以下の質量)と HR 8799 (木星の10倍程度の惑星が 3個)については、発見された天体が惑星であることが もっともらしいため、注目を集めている。主にこれら 2つの惑星系について、関連論文を紹介する。
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16:20〜17:20
「重力マイクロレンズによる系外惑星探査」
住貴宏さん(STE)
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系外惑星を検出する手段として、重力マイクロレンズは他の方法とは 相違点が多く、相補的であると言える。検出効率は主星の明るさに 依存しないのでM型矮星の様な暗い星や遠方の星の周りでも惑星 を検出でき、地球質量程度の惑星まで感度がある。他の方法より 軌道長半径の比較的長い惑星系に感度があり、スノーライン外側 の惑星の分布を解明でき、遠方の惑星系にも感度があるので銀河 系内の惑星系分布を探る事も 可能である。 本講演では、我々Microlensing Observation in Astrophysics (MOA) グループの観測を中心にこれまでのマイクロレンズによる観測結果 を紹介する。
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