第80回系外惑星系セミナー


交通案内

※都内・近郊の方は、直接お越しくださるようお願い致します。

   
日時 2013年5月9日(木) 17:00-19:30
場所 ISAS 相模原キャンパス 研究管理棟6階1606号室
TV会議接続会議室番号:
スケジュール 17:00-18:00 小谷 隆行 さん (国立天文台)
18:10-19:10 松尾 太郎 さん (京都大学)
講演順が入れ替わる場合もあります

「InfraRed Doppler(IRD)によるM型星まわりの地球型惑星探査」
17:00-18:00 小谷 隆行 さん (国立天文台)
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近年のKeplerなどの観測により、多数の地球質量惑星が発見されている。従って 次のマイルストーンの1つは、Keplerでは難しい近傍 の恒星まわりの地球型惑星 検出だと考える。我々は、近赤外線でのドップラー法による近傍M型星まわりの 地球型惑星探査のために、すばる望遠鏡 用・高精度視線速度観測装置Infrared Doppler (IRD)の開発を進めている。本講演では、IRDにより可能になるサイエン スと、装置開発の現状について報告する。
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「次世代超大型望遠鏡による地球型系外惑星の直接撮像」
18:10-19:10 松尾 太郎 さん (京都大学)
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私たちはすばる望遠鏡につづく、次世代の大型望遠鏡において、 地球型系外惑星の直接観測およびキャラクタリゼーションを目的とした、 Second-Earth Imager for TMT (SEIT)計画を提案している。 本計画の実現には、主星超近傍(0.01秒角)で非常に高いコントラスト(10の8乗) を達成することが要求され、既存技術の応用では立ち行かない。 そこで、光波の計測および補償方式の検討を進め、 その要求仕様を満たす手法の創案に成功した。 この発表では、SEIT計画の科学的意義について述べ、 その計画実現の鍵である光波計測・補償技術について紹介する。
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