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卒業研究タイトル: Brilloun scattering measurements in CaSiO3-perovskite 修士論文タイトル: そのうち決めます |
@私の研究
マントルの化学組成は、地球の原材料物質や形成過程、現在のマントルダイナミクスを議論する上で欠かせない情報です。しかし、上部マントルに関してはマントル捕獲岩により直接化学組成を調べることができますが、地下660km以深に存在する下部マントルに関しては観測と実験室で得られるデータを比較することで化学組成を推定しなければなりません。
ここで、地球マントルの観測量のうち最も精度よく求められている量は、地震波の速度です。そして、実験室で求められる量のうちこれに対応する量は、マントルを構成する鉱物の弾性波速度となります。下部マントルを構成する主要な鉱物として、MgSiO3組成のペロフスカイト相、ペリクレース(MgO)、そしてCaSiO3組成のペロフスカイト相(CaSiO3-Pv)が考えられており、組成の推定のためには、これらの鉱物の弾性波速度を下部マントルの温度圧力条件で測定する必要があります。
現在、下部マントル全域にわたるの温度圧力を発生させることのできる装置はレーザー加熱式のダイヤモンドアンビルセル(DAC)のみであり、高圧状態の試料の弾性波速度測定法のうち最も精度の高い測定法は「ブリルアン散乱」を用いたものです。私はDACとブリルアン散乱を組み合わせることで高圧試料の、特に現在まで弾性波速度測定実験の報告の無いCaSiO3-Pvの弾性波速度を測定しています。
・・・つまり私は、地球の中が何でできているかを調べるために、高圧下で地球の中の鉱物らしきものを合成して、その音速を測っております。
A手法について
測定手法として挙げた「ブリルアン散乱」とは、光の非弾性散乱現象のひとつです。ある結晶に大出力の光(レーザーなど)を入射したとき、光が結晶格子をガンガンと叩きます。このとき、光は格子振動でドップラー効果を起こし、周波数が変化します。この周波数の変化を調べることで、結晶の弾性波速度を測定することができます。
・・・つまり私は、高圧試料にレーザー当てて周波数を測っております。
DACにブリルアン散乱を適用させた時の試料室付近の模式図。
下の式、刄ヨは周波数シフト、Vは試料の弾性波速度です。→
B結果とか
・・・やべー。
Cその他
どうも、工藤です。卒論タイトル、綴り間違えてます。間違えたまま卒論出しちゃいました。正しくは「Brillouin scattering measurements in CaSiO3-perovskite」です。え?分らない?よく見てください、特に「Brillouin」のあたりを・・・・ッ!!!
ところで、世の中には「高校デビュー」「大学デビュー」というものがあるそうですね。
それまで地味めだった人が、環境が変わったところで、突然格好をイケてる感じにしちゃうっていうアレです。
僕は誰もやらないような事をする人間になりたいと常々考えています。
・・・「博士デビュー」って、かつてやった事ある人いるのでしょうか?
あ、工藤は研究のほかに音楽とかやってます。
最近、作った楽曲が第8回芸術科学会展にて優秀賞とりました。
他には・・・・
http://kyodokiko.acoop.jp/song/ ←新しいAコープの歌、なぜか工藤も歌っています。
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Last modified: Nov 06 10:21:42 JST 2009