実験室紹介

綱川研実験室の代表的な実験装置を紹介します。
装置の利用や共同研究に関するご相談は綱川まで。


振動試料型磁力計(VSM):(Micro Mag 3900 Princeton Measurements Corporation)

サンプルの磁気的性質を調べるための装置です。 磁場については最大1T(1テスラ)までコントロールできます。温度については,低温測定時は-269℃(4.2 K,液体ヘリウム温度)から室温,高温測定時は 室温から800℃までの範囲をコントロールすることができます。岩石試料の場合,通常数十mgのチップを用いて磁気履歴曲線や飽和磁化の温度変化を測定します。

熱消磁炉(上)と温度コントローラ(下):(夏原技研)

岩石試料(1インチサイズ)を無磁場(あるいは直流磁場)中で設定温度まで加熱して冷却する装置です。

スピナー磁力計SMD-88システム:(夏原技研)

岩石試料の磁化方位と磁化強度を測定する装置です。フラックスゲートセンサーコイルの近くで試料を回転させて,コイルに発生する起電力をモニターすることで,試料の磁気モーメントを測定するしくみです。

自動交流消磁装置Dspin2:(夏原技研)

岩石試料の磁化方位・磁化強度の測定と段階交流消磁を交互に自動的におこなう装置です。約1時間で0mT〜160mTまでの段階交流消磁の結果を得ることができます。

磁気シールド室

高透磁率材料を用いて外部磁場を減衰させます。シールド室の中の磁場は地球磁場に比べて数百分の1以下です。

磁気シールド室 その2

シールド室の中の磁場は地球磁場に比べて数千分の1以下です。 すなわち宇宙空間での磁場レベルです。月磁場探査計画の試験に使われています。

古地磁気学的測定をおこなうために採取したサンプル

最新の地磁気逆転(80万年前)を記録するタヒチ島玄武岩です。

古地磁気学的測定をおこなうために採取したサンプル その2

白亜紀スーパークロンを記録する福島県入遠野花崗岩(1億年前)です。