| 第250回 | |
| 日時 | 平成15年1月22日（水）17：00より |
| 場所 | 東京工業大学理学部地球惑星科学教室会議室 石川台２号館３１５号室 |
| 講演者 | 山崎大輔（愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター） |
| 講演題目 | マグネシオヴスタイトの変形実験とその応用 |
| 内容､ | 地震学的な観測より下部マントル最下部付近には弾性的な異方性が存在することが報 告されている。 この異方性は主要な構成鉱物である珪酸塩ペロブスカイトあるいはマグネシオヴスタ イトの選択配向に起因していると考えられる。 とくに、マグネシオヴスタイトの弾性的異方性は珪酸塩ペロブスカイトのそれよりも 大きく、 マグネシオヴスタイトの選択配向が重要な要因であると考えられる。 そこで、マグネシオヴスタイトの変形実験を行い、変形と異方性について考察を試み た。 この実験結果をメインに地球内部のレオロジーについてお話ししたいと考えている。 |
