第293回

日時 平成19年6月6日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台6号館 404号室
<講師> 篠原正典 先生 (帝京科学大学 生命環境学部 環境科学科)
<題目> 「ミニ地球(閉鎖型生態系実験施設)で暮らす」 

青森県六ヶ所村にある(財)環境科学技術研究所では、閉鎖型生態系実験施設(通称、ミニ地球)を用いて農業生態系を模した人工環境をつくり、放射性炭素による放射線被ばくの影響評価を行なうために、主に炭素に着目した物質循環実験を進めている。この実験計画には、ミニ地球内での人間2名の居住と労働と代謝活動が組み込まれており、将来の月面基地など、人間が地球を離れて長期居住するたの施設の基本構想にも役立つと期待されている。

今回の講演では、Biosphere 2などの類似した閉鎖実験やNASA等の宇宙機構の先端的生命維持装置の開発の流れを紹介しつつ、実際にミニ地球でどのような実験がなされているのか、どのような課題があるのか、どのような応用可能性があるのかを紹介する。

また、講演者自身がミニ地球にのべ42日間居住した経験を持つ。この経験と講演者自身の研究履歴や学術的な興味などもあわせて紹介したい。


Last-modified: 2007-06-06 (水) 11:37:08 (5248d)