第295回

日時 平成19年6月20日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台6号館 404号室  
<講師> 篠原 真毅 先生 (京都大学 生存圏研究所)
<題名> 「宇宙太陽発電所SPSの研究現状とマイクロ波エネルギー伝送の応用」

宇宙太陽発電所SPSが提唱されてから約40年がたった。その間に宇宙技術・宇宙科学の進歩は目覚しいものがあったが、SPSへの道のりはまだ途中であり、更なる研究開発を必要とする。SPSは既存技術で実現可能といわれて久しいが、実際はSPSへの投資に対するリターン(=売電)を得るためと高い安全性の確保のために、更なるシステムの高効率化、高精度化、軽量化、低コスト化と宇宙環境科学の深い知見が必要である。SPSはマイクロ波を用いて宇宙から地上へ無線電力伝送を行うことが必須のシステムであるが、このマイクロ波エネルギー伝送技術はSPSへ応用する前に、近年地上でも様々な応用が考えられるようになってきた。

本講演では、トップダウンのSPSシステムの紹介と、ボトムアップのSPS用宇宙技術・宇宙科学の研究現状を紹介すると共に、マイクロ波エネルギー伝送の地上応用へのスピンオフに関して紹介する。


Last-modified: 2007-06-06 (水) 11:42:09 (5248d)