第298回

日時 平成19年7月11日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台6号館 404号室  
<講師> 菊池 崇先生 (名古屋大学 太陽地球環境研究所)
<題名> 「宇宙利用障害と宇宙天気予報研究」

放送衛星、気象衛星などが、宇宙の放射線帯高エネルギー粒子により、しばしば深刻なトラブルに見舞われている。2003年10月には、我が国の地球観測衛星が、 オーロラ電子により帯電し、電力系統の火災を引き起こした。太陽活動に起因する、これらの宇宙天気変動を予測し、衛星等を利用するハイテクシステムの安定運用に資するために、太陽地球系物理学を応用し、宇宙天気予報を可能にしようとする動きが活発になっている。ここに、宇宙利用障害の例を挙げ、原因となる宇宙天気の物理に ついて考察する。なかでも、宇宙天気の変動を引き起こす電磁エネルギーの発生と伝送のメカニズムについて、シミュレーションや衛星・地上のグローバル観測にもとづく成果を紹介する。


Last-modified: 2007-07-03 (火) 18:28:04 (5221d)