第319回

日時 平成21年6月17日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台6号館 404号室 
<講師> 圦本 尚義先生 (北海道大学 大学院理学研究院自然史科学部門 教授)
<題名> 原始太陽系の解剖学

[要旨] 我々は太陽系形成以前の宇宙空間中に存在していた物質が隕石中に現存していることを特定し、この先太陽系時代の物質が太陽系形成とともに太陽系時代の新しい物質へと変遷していく過程を物質科学的に追跡できることを、隕石を微細同位体分析により解剖することにより明らかにしてきた。現在、この同位体顕微鏡による隕石の解剖学をさらに発展させ、隕石のいわゆる「解体新書」を作成することに取り組んでいる。本発表では、その最新結果を圦本-倉本モデルの進展に絡め討論をしたい。今回の最終目的地点は「惑星系における水素同位体と酸同位体の統合」です。ご存知のようにこれらの元素は宇宙における三大元素のうちの二つです。


Last-modified: 2009-06-02 (火) 21:35:44 (4521d)