第357回 †
日時 平成24年11月21日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台2号館 318号室
<講師> 関根 康人 先生 (東京大学 複雑理工学専攻 講師)
<題名> 「氷衛星の起源と進化、アストロバイオロジー」
氷衛星とは、ガス惑星の周りを回る氷でできた月である。木星系のガリレオ探査、土星系のカッシーニ・ホイヘンス探査によって明らかにされた氷衛星の素顔は、どれも刺激的であり、個性的であり、なかには生命の存在を予感させるものもあった。
今回の発表では、このような氷衛星の多様性やその起源、そして生命存在可能性について紹介するだけでなく、太陽系形成論にも特別な貢献をしうるということも議論したい。