第363回

日時 平成25年6月19日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台2号館 318号室 
<講師> 宮本 成悟 先生 (東京大学地震研究所 高エネルギー素粒子地球物理学研究センター特任研究員)
<題名> 「ミューオンラジオグラフィ」

 宇宙線ミューオンを用いて火山を透かし撮りする手法が、火山研究における新たな観測手法として注目されている。アイディア自体は古く1970年にはアルヴァレズらによって、ピラミッド内部の隠れた空室を探す実験が行われている。長い間、ミューオンラジオグラフィによって有意義な研究成果を得られることはなかったが、2006年の田中宏幸(東大地震研)、中野敏行(名大F研)らによって行われた、原子核乾板を用いた浅間山の火口観測により、世界で初めて火口付近の密度構造が測定された。このセミナーではミューオンラジオグラフィの原理、これまでの火山観測、今後の観測計画などについて話す。

 


Last-modified: 2013-06-11 (火) 01:24:48 (3051d)