第377回

日時 平成26年10月01日 水曜日 午後5時より
場所 東京工業大学 石川台2号館 318号室 
<講師> 太田 健二 先生 (東京工業大学 准教授)
<題名> 超高圧鉱物の輸送特性を測る 

超高温超高圧状態の地球中心から地表までの間に存在する大きな熱勾配は外核とマントルの対流を引き起こし、地磁気の生成やプレート運動など地磁気の生成 やプレート運動などの地球のダイナミズムの原動力となっている。地球深部物質の電気伝導度や熱伝導率は地球内部の熱構造と熱進化構造と熱進化を知るため の基礎的な物理量であるにも関わらず、実際の地球下部マントルやコアに相当する条件での測定はほとんど存在しなかった。本セミナーではいかにしてこれらの諸 物性値を高温高圧下で測定することが可能になったのかを紹介し、昨年11月に発足した本研究室が目指す研究の方向について話したい。


Last-modified: 2014-10-02 (木) 11:41:51 (3491d)