第378回

日時 平成26年10月08日 水曜日 16時15分より
場所 東京工業大学 石川台2号館 318号室 
<講師> 町田 正博様(九州大学理学研究院地球惑星科学部門)
<題名> 星・星周円盤の形成シナリオ 

星は分子雲コアの中で誕生することが分かっている。 また、惑星は星形成過程で生成される星周円盤(原始惑星系円盤)中で誕生する。近傍の星形成領域の観測から星・惑星形成に関し様々な情報を得ることが出来る。例えば、原始星近傍は、分子アウトフローや光学ジェットという現象が普遍的に観測される。また、星形成の母体である分子雲コアや原始星も詳細に観測されている。また、近年形成途上の円盤も観測されている。 しかし、これら観測のみから星や星周円盤の形成を理解することは難しい。これは、形成直前または直後の星は光学的に厚いガス雲の中にあるため直接観測することは出来ないためである。星や星周円盤の形成過程を理解するためには、数値シミュレーションが協力なツールとなる。 近年の大規模数値シミレーションは星形成領域で観測される様々な現象を再現することに成功し、その結果、星・星周円盤形成の理解が大きく前進した。この講演では、最新の星・星周円盤の形成シナリオを紹介する。


Last-modified: 2014-10-14 (火) 12:13:57 (2561d)