第393回

日時 平成28年 6月22日 水曜日 17時より
場所 東京工業大学 石川台2号館 318号室 
<講師> 永原 裕子 先生(東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻 教授)
<題名> 早くにできた微惑星・彗星

 原始惑星系円盤においては,ミクロンサイズのダストがキロメートルサイズの微惑星となり,集積して惑星を形成したと考えられている.原始惑星系円盤における微惑星形成は,物理モデルによる惑星形成論の最大の難問の一つである一方,物質科学的研究や,特に最近の惑星形成現場観測は,早期の微惑星−惑星形成が確実であることを示している.本講演では,物理過程と化学過程を結合したモデルにより,微惑星や彗星の化学的多様性や物質的特徴を説明するには,太陽系の形成から数10万年以内にそれらの小天体が形成されていた必要があることを紹介する.


Last-modified: 2016-06-15 (水) 11:51:19 (1951d)