第436回 †
日時 令和5年12月11日 月曜日 午後17時15分より
場所 石川台2号館 318室(ZOOMによるハイブリッド開催)
<講師> 河原純 先生
<題名> 有限差分法による地震波伝播シミュレーション
【河原純 先生】
タイトル:有限差分法による地震波伝播シミュレーション
要旨:既知の震源と地球内部構造による地震波伝播を理論的に予測することは、地震学の逆問題(観測地震波形から震源過程や地球内部構造を推定すること)や強震動予測において重要である。複雑な構造を伝播する地震波を理論的に予測するには、多くの場合、数値的手法(シミュレーション)が不可欠となる。本講演では地震波伝播シミュレーションの方法論を簡単に説明した後、代表的方法である有限差分法に基づく講演者のシミュレーション研究の例をいくつか紹介したい。