第441回 †
日時 令和6年10月16日 水曜日 午後17時より
場所 石川台2号館318(ZOOMによるハイブリッド開催)
<講師> 野津 翔太 先生
<題名> 原始惑星系円盤の化学進化とスノーライン - 水・有機分子の起源
タイトル:原始惑星系円盤の化学進化とスノーライン - 水・有機分子の起源
要旨:惑星形成の現場である原始惑星系円盤の物理・化学構造とその進化過程の理解を進めることは、太陽系内惑星および太陽系外惑星の分布や化学組成の起源に迫る意味でも大変重要です。
本講演では、近年のアルマ望遠鏡などによる円盤観測研究の概要とその意義を紹介した上で、スノーラインや複雑有機分子生成などに関連した発表者の研究内容 (理論モデル計算+天文観測) についても解説し、星・惑星形成過程におけるアストロケミストリー研究の現状と今後の見通しを議論します。