系外惑星系 研究プロジェクト

半世紀以上にわたる苦難の末、人類は1995年に太陽系外の惑星=系外惑星をついに発見した。そしてその後も続々と発見され、2002年には発見された惑星は100個に達した。発見された系外惑星の多くは、異形の惑星だった。恒星の表面をかすめるような至近距離を数日で公転するホット・ジュピター、彗星のような楕円軌道を描き、灼熱と酷寒を繰り返すエキセントリック・プラネット…
このように惑星の多様な姿が広がっていく一方で、地球そっくりの惑星の存在の期待も高まる。観測はますます進み、多様な惑星の謎や系外の生命居住可能惑星の確率に理論はチャレンジする。「系外惑星」研究はいま最も熱い分野のひとつである。系外惑星そのものの観測は本専攻では行なわれていないが、北村研では系外の惑星系の母体である原始惑星系円盤の観測を行なっている。理論面からは井田研が系外惑星研究に取り組んでいる。

この研究テーマに関係する研究室

■研究室
分野 テーマ キーワード
井田
惑星形成理論
比較惑星学
天体物理学
天体力学
系外惑星系:太陽系は普遍か?
太陽系創生
原始惑星系円盤
地球の存在確率
星/惑星系の共進化
数値シミュレーション
北村
観測天文学 系外惑星系
太陽系創生
原始惑星系円盤
電波望遠鏡
ミリ波干渉計
ALMA
Astro-F
星形成
分子雲
原始星
Tタウリ型星
中本
理論天文学
惑星科学
系外惑星系:太陽系は普遍か?
太陽系創生
原始惑星系円盤
隕石が語る太陽系の歴史

惑星系形成
原始惑星系円盤
隕石
数値シミュレーション

(C) Dept. of Earth & Planetary Sciences, Tokyo Institute of Technology