隕石が語る太陽系の歴史 | ![]() |
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隕石は太陽系形成と同時に生まれた惑星の卵の破片です。隕石は不思議なことに46億年間にわたる太陽系の進化に取り残され,今でも46億年前の生まれたままの姿をたもっています。つまり,隕石は太陽系の最初の様子を私たちに伝えているのです。太陽系は,わずか5千万年のうちにmmの1万分の1の目に見えない無数のチリから現在の地球や木星にまで急速に進化したと考えられています。この一部始終が隕石の中に記録されています。また,月や火星からやってきた隕石があったり,最も最初にできた惑星の卵からやってきた隕石の中には,ほんの少しですが,太陽系形成の遙か昔に遙か彼方の宇宙空間でできたチリも残っていることもわかってきました。中本研では太陽系の形成過程を理論的に研究しており、平田研では進化の時間軸決定を試みています。 |
この研究テーマに関係する研究室
■研究室 | ||
分野 | テーマ | キーワード |
■中本 | ||
理論天文学 惑星科学 |
系外惑星系:太陽系は普遍か? 太陽系創生 原始惑星系円盤 隕石が語る太陽系の歴史 |
星 惑星系形成 原始惑星系円盤 隕石 数値シミュレーション |
■横山 | ||
宇宙化学 地球化学 同位体年代学 分析化学 |
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TIMS 高精度同位体分析 隕石 元素合成 |
(C) Dept. of Earth & Planetary Sciences, Tokyo Institute of Technology |