隕石が語る太陽系の歴史 研究プロジェクト

隕石は太陽系形成と同時に生まれた惑星の卵の破片です。隕石は不思議なことに46億年間にわたる太陽系の進化に取り残され,今でも46億年前の生まれたままの姿をたもっています。つまり,隕石は太陽系の最初の様子を私たちに伝えているのです。太陽系は,わずか5千万年のうちにmmの1万分の1の目に見えない無数のチリから現在の地球や木星にまで急速に進化したと考えられています。この一部始終が隕石の中に記録されています。また,月や火星からやってきた隕石があったり,最も最初にできた惑星の卵からやってきた隕石の中には,ほんの少しですが,太陽系形成の遙か昔に遙か彼方の宇宙空間でできたチリも残っていることもわかってきました。中本研では太陽系の形成過程を理論的に研究しており、平田研では進化の時間軸決定を試みています。

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(C) Dept. of Earth & Planetary Sciences, Tokyo Institute of Technology