超高圧実験が再現する地球内部 研究プロジェクト

地球や惑星の内部は圧力に応じて温度も上がっていく高圧・高温の世界である。たとえば地球を構成するマントルと金属核の境界では135万気圧3000ケルビン以上、中心では364万気圧5000ケルビン以上に達しているとされる。そのような超高温高圧の下での物質のふるまいはほとんど理解されていない。地球惑星科学科ではマルチアンビルやダイヤモンドセル装置を用いて、このような超高圧・高温状態を実験室で再現し、地球や惑星の深部を構成していると考えられる物質の相平衡、元素分配、密度などの物性を測定している。これらの物性値から地球や惑星内部の層構造やダイナミクスを解き明かすことができる。地球の中心の圧力温度条件での測定が現在の目標。

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(C) Dept. of Earth & Planetary Sciences, Tokyo Institute of Technology