原始地球の表層環境と生命の起源 | ![]() |
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われわれ地球の生命は,約40億年前の原始地球の海中で生まれたと想像されているが,どのような環境でどのようにして生まれたのか?このなぞを解くために,最古の岩石の露出している地層を調査し,岩石を最先端の分析機器で分析することにより,海水中の溶存ガス成分やpH,温度や圧力,まわりの無機成分(鉱物)などを明らかにしていく.また,そのような環境で,生体高分子を低分子から生成する過程を模擬する実験を行い,生命へと化学進化する過程に必要な材料,条件や,時間スケールを見積もる.特に,この高分子化という自発的に起こらない過程を,鉱物を触媒として達成させるという新説も理論と実験から検証していく.本専攻の多くの研究室が様々な角度から宇宙から地球までの生命起源論に取り組んでいる. |
この研究テーマに関係する研究室
■研究室 | ||
分野 | テーマ | キーワード |
■丸山 | ||
地球史 地球惑星テクトニクス 高圧地球科学 |
地球の内部構造とダイナミクス 地球46億年の歴史 超高圧実験が再現する地球内部物質 原始地球環境・生命の起源と進化 |
フィールドワーク 全地球史 最古の生命 最古の岩石 プルームテクトニクス |